こんにちは、室賀博之です。
株本の著者に会ってから
2年の歳月が流れた1998年の夏。
著者氏の研究部会報を購読
していたのですが信じられない
文字を目にしました。
『◯◯◯低位株投資クラブ新規メンバー募集』
何が信じられないことなのか、
株に詳しくない方だと分からないと
思うので説明すると、
この著者氏は当時でもお爺さんと
呼んでもおかしくないくらいの年配の方
でしたが、最後の相場師とも言える人
でした。
いい加減な投資情報が渦巻く業界でも
ズバリと本音を言う。
なので、チャラチャラ投資ではなく
本物を求める投資家たちに頼られる
存在でもありました。
著者氏を中心とした
◯◯◯低位株投資クラブは、
メンバー中の6人が1億円超えした
というものでした。
バブルが崩壊する前の1988年に
早くも相場の過熱ぶりを察知した
わけです。
その後、長い間新規メンバーの
募集はなかったのですが、私が実践
し始めた2年後にある意味伝説の
投資クラブが復活することになった
わけです。
その文字を目にしたのですから、
落ち着けるはずもなく早速ハガキで
応募したのでした。
思いのたけをおもいっきりぶつけて。
待っている時間というものは長いもので、
1週間くらいたったころに、差出人名に
◯◯投資研究所と書かれた封書が来た。
結果は・・・?!
見事に「不合格」でした。
株売買経験無しと正直に書いたのが悪かったのか?
年齢が若いのがダメだったのか?
あの怒鳴られたのがダメだったのか?
どうしても諦めきれません。
仕事中も家に帰っても
そのことばかり考えていました。
考え続けた2日後。
どうしても諦めきれなかった私は
ある行動に打って出ることにしました。
その、ある行動とは?
今から考えるとよくやったなと
思います。
次回に続きます。
室賀博之