逆転人生物語

👹鬼の形相【第5話】

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ガチャリとドアを開け顔を上げるとそこには・・・

 

こんにちは、室賀博之です。

前回の続き。

ガチャリとドアを開け、

「2時にお約束させていただいた室賀と申します」と挨拶。

『どうぞ。』

ごく短い返事とともに
窓際のソファーへ案内されました。

開口一番、『で、何を聞きたいんだ?』と著者氏。

「はい、◯◯◯クラブの低位株投資法に興味があります」と私。

以下、著者氏と室賀の会話。

著者:「新規メンバーの募集はしていない」

そういえば事前に送ってもらった資料に
書いてあったのを思い出した。

室賀:「えっ、あっ、そうなんですか?」

と、トンチンカンな返事。

著者:「送った資料、見てないのか?」

室賀:「あっ、見ました・・・」

後ろのほうで事務の女性が
ニヤリとしたのが目に入ります。

著者:「それで?」

室賀:「それでって…、自分もこの
『◯◯◯クラブの株式投資法』を
実践してみようと思いまして」

著者:「ふむ。あ、そう。
でも、あんたにできるのか?」

室賀:「やってみたいと思います」

そして室賀、何考えてるのか
いきなり次の質問へ。

室賀:「ご著書を読ませていただきましたが
そんなにも沢山の株売買法があるんですか?」

著者:「あるんだよっ!」

このあたりから、もしかしたら
この人は室賀に対して何か怒って
いるのかと思い始める。

何かまずい事でも言ったのだろうか?

この後トンチンカンな質問と
黙って所内をキョロキョロ見回す
重苦しい時間が続き、

著者もだんだん不機嫌な表情に
なってきた所に、別の来客が来た。

来客:「失礼致します」

この来客氏、室賀の右隣に腰をおろす。

室賀と来客氏が並んで座り、
著者が対面にいるという状況。

来客:「商品先物のサヤ取りを始めたいのですが」

著者:「サヤ取りはいいいよぉ〜」

別人かと思う位にこやかな表情で
受け答えをする著者氏に、
私は思わず、口をポカンとあけ、
目が点になってしまいました。

この後15分ほど、著者と来客氏の
フレンドリーな会話が続き、

私はといえば、
著者より読んでいるように渡された
一枚のコピーを眺めていました。

コピーには仕手株やテーマ株や
人気株に手をだすなとか、

証券会社は信頼できる地場の店を
選べと書かれていました。

著者が投資雑誌に執筆した部分の
コピーのようでした。

来客:「それでは失礼いたします」

来客氏、著者の本を購入し
帰っていった。

すかさず私から、次の質問の為に
著者に声をかけました。

室賀:「あの〜、信頼できる地場の証券会社
っていうのを教えてもらえませんか?」

言い終わるが早いか、次の瞬間・・・

著者:「自分で探せっ!!」

完璧に怒っている。

表情も鬼の形相だ。

一体全体なんなんだ?

まったく理由が分からなかった。

この後、さらに重苦しい
沈黙の時間が流れ・・・

著者:「とりあえず、今日は
『◯◯◯クラブの株式投資法』と
『研究部会報』を買って帰りなさい。」

室賀:「そ、そうします。。」

そそくさと支払いを済ませ
本を受け取り、ほうほうの体で
逃げ出すように事務所を転がり出た
のでした。

さんざんな体験でしたが
妙に手応えというか本物感を感じました。

この日から低位株投資法を
実践するための「道具」を揃える
準備に取りかかりました。

道具とは、

1.株価月足チャートを手書きするための
A0版の大きいグラフ用紙。

2.株価の1日の終値を毎日記載するための場帳。

3.企業の収益データを追っていくための
B4版のデータシート。

これら東証1部上場ぶん全て。

作業は膨大でしたが、
何か本物感を感じた私は
日々、道具を揃えるための作業に
取り組んでいったのでした。

同時にその著者の数々の本を
購入し熟読。

この日々が2年くらい
続いたと思います。

そして、2年の歳月が流れた
1998年の夏。

目を疑うようなものを
目にすることになります。

目にしたものとは・・・

次回に続きます。

室賀博之

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